2015年11月28日土曜日

世代の差

最近20代前後の若い子達と話してふと思う事があった。

音楽離れとまでは言わないが、J-POPと流行の洋楽以外聴く機会があまりないようだ。

僕達の世代は当たり前のように聴いていたBEATLESも良く知らない人が大多数のようだ。
別にBEATLESを聴かなくてはいけない理由などどこにもないけど。
(何となく象徴としてBEATLESを出してみた)

そしてCDを買ったり噛み締める様に音楽を大切に聴くという事もあまりないみたい。

何よりきっかけがないんだろうと思う。

音楽は生活の中になくても十分楽しく生きて行ける。

日々忙しくてそんな事よりも大切な事がある。

非常に良くわかる。

しかし音楽に沢山の感情や歴史を教わったものとしては少しでも何かきっかけを作れないかなと思う。生きて行くのは容易なことばかりじゃないけど、悲しみを乗り越える術や一番大切な「愛し合う事はなにより素晴らしい事」を僕は音楽を通して教わったような気がする。

どうしようもない時にそっと寄り添ってくれる音楽もあるし、楽しいときに最高な気分にさせてくれる音楽もあるし、人の感情分、人の数だけ音楽があるように思う。

歌詞の意味なんて分からなくても心に伝わって来る音楽なんて山程ある。

僕も小さい頃から洋楽を聴いて育った世代でないので今の若い人の気持ちがなんとなく分かる。
中学一年生の時に始めてエレキギターに触れてから、刺激が欲しくて名前も知らない洋楽をCDレンタル屋で片っ端から借りて聴いた。
その中にたまに魂がグラグラするような音楽があって今に至っているから。

本当に世の中には素晴らしい音楽というのが数えきれない程存在するから、まずは聴く喜びを知って貰えたら嬉しいなと思う。

心の奥底にある孤独というのは悪い事などではなく、静かで美しい場所なんだって気がつかせてくれる。

めまぐるしい程情報の多い世の中だから、たまには目を閉じるぐらいリラックスして音楽を聴かれてはいかがでしょうか?


文章と関係はないけど、昨日も今日も月が綺麗でしたね。
今日の一曲は1973年発表のTOM WAITSのアルバム「Closing Time」より「Grapefruit Moon」







2015年11月21日土曜日

きっと、うまくいく

「きっと、うまくいく」(3Idiots)というインド映画を観た。

インド映画らしく定番の歌って踊るシーンや随所で笑えるユーモアが多々出てくる。

しかし一番伝えたかったであろう現代の教育問題と人の幸福についてがはっきりとした形で描かれている。

こういう内容を終始楽しい気持ちで観ている中で伝わってくるというなんとも素晴らしい映画だった。

スティーブンスピルバーグも3回観るほど好きだと言ったらしい。

3時間弱と長い映画だったにも関わらず気がついたら観てしまった。

そして久しぶりに映画を観たあとの爽快感が残った。

なんだか人にお勧めしたくなったのでした。

もしお時間あれば寒い季節たまには家でゆっくりと映画でもいかがでしょうか?


さて話は変わりまして、次回ライブの詳細が決まりました!

12月11日(金)横浜B.B STREET
出演:◆イシタニタイジュ鍵盤ハーモニカ
   
   ◆DeliciousGrapefruitsMoon(浜崎ちえvo.gt / 阿尾茂毅cho.gt / 能勢一平dr)
         
   ◆内田崇雄
         『内田崇雄 vo,gt(りん)
          宮下広輔 pedal steel gt(PHONO TONES,きわわ) 
          岡崎恵美 concertina,cho,per(moq moq)
          栗原務 drums(LITTLE CREATURES,DOUBLE FAMOUS)』
   
以上3組でお送り致します!
我々は3番目で21時10分頃からの出演予定です。
素晴らしい夜になる事間違いないので、仕事帰りでも中華街に来るついででも是非遊びに来てください!
皆様のご来場心よりお待ちしております!

2015年11月18日水曜日

Before This World

James Taylerの先日の新譜『Before This World』は皆さんお聴きになっただろうか。
僕はLP版を購入したのだけど全編優しさで溢れていて、かつ名曲ばかりのアルバムだ。
素晴らしいの一言に尽きる。
年を重ねる事って素晴らしいって思わせてくれるし、生きている事をなんだか嬉しくなるようなアルバムなのだ。

Carole Kingと共に来日して一緒にライブしている姿を観れた時は本当に感動した。
それはレジェンドを観れる感動というより、ただその場で演奏される音楽が本当に素晴らしかったからだ。

James TaylerやCarole Kingを嫌いな人はいるのだろか?
音楽は個人の好みなのでそれぞれ自由に好きな音楽を選べば良いと思う。
けれどもこの二人は嫌いになれる理由が見当たらない。(個人的な意見だけど)

寒くなって来たこれからの時期にますますお勧めのアルバムです。
心が温まりますよ。











2015年11月16日月曜日

一言

自分の事を分かっていてくれる人が一人いればそれ以上幸せなことはない。


2015年11月15日日曜日

音楽はやはり素晴らしい

相変わらず考えたくもないような事や話したくも無いような事が起こっている。

しかし音楽は国境もなく自分で好きなものを聴ける時代になってきた。

僕はレコードで聴くのが一番好きだけど、レコードは一期一会の出会いの方が多くて、CDで聴ける事を感謝したりする事も沢山ある。

1982年に生まれた僕は人並みに90年代以降の音楽を聴いて育ったけど、やがて音楽に夢中になるにつれてどんどん時代と逆行して過去のものを探るようになった。

勿論今の音楽も聴くし素晴らしいミュージシャンも数えきれない程沢山いる。

ただ過去を探れば少しづつ紐がとけるように見えてくる事がある。
現在音楽をやっているものとして直感的にそうしないと始まらない気がしたのだ。
まだまだまだまだ日々勉強ばかりだけど、本当に楽しい。
一生かかっても終わらないんだろうなって思う。

アイルランドから移民としてアメリカにやって来た人達がゴスペル等の影響を受けて歌ったカントリーはアイルランドの祖国を想う魂のブルースだったり。
その音楽とアメリカ南部のブルースと出会ってロックが生まれたり。

1950年代後半から60年代前半の魔法のように輝いているアメリカンポップス。
そして遠くイギリスで影響を受けたリヴァプールサウンド。
その後にくる60年代後半から70年代初頭にかけてのサイケデリックな音楽なんて新しい事が始まろうとしていてワクワクする。
ソウルミュージックなんて本当にハートを鷲掴みにされるような感じ。

アフリカの心と音が直結しているような音楽なんて凄い。

ニューオーリンズのシンコペーション。レゲエミュージック。アラブミュージック。
古き良きサンバからボサノヴァもみんな庶民の歌だ。
庶民の歌がやっぱり好きだ。

そんな風に聴いているとみんな繋がっているんだなと思う。

難しい事考えないで恋だ愛だで騒いでいられるような世界があればそれで良いなとふと思う。

そこにそっと音楽があれば何も言う事はあるまい。

今日の一曲はフィルスペクターの在籍していたバンドThe Teddy Bearsより「Oh Why」











2015年11月14日土曜日

音楽とこれからの事

歌詞を書く意外に文章を書くという作業は長い間していなかったように思う。

しかし先日友人よりのアドバイスでハッとしたのでこうして机に向かってパソコンに向かってます。

どんなに良い作品を作っても知って貰わなければ意味が無いという事。

僕のやっているバンド「りん」があまり活動出来なくなってから(解散はしてませんよ笑)、一人弾き語りから始めて、今ようやく本当に尊敬出来るミュージシャン達と一緒に演奏出来る所まで来ました。

素晴らしいメンバーに支えられ、沢山の方に知って頂きたい音楽をやれていると思ってます。
その為に自分で出来る事を始めようと思った次第です。

このブログやtwitter,Facebookなどで些細な事でも発信していこうと思ってます。
知って欲しい音楽がある以上頑張りますので、応援どうぞ宜しくお願い致します!

まずは12月11日(金)横浜B.B.STREET

横浜中華街も近い関内駅目の前のCERTEビル12Fです。
4人のバンド編成第2回目です。皆様にライブを生で見て頂けたら本当に嬉しいです。
是非遊びにいらして下さい!

<Member>
内田崇雄vo,gt(りん)
宮下広輔pedal steel gt(PHONO TONES,きわわ
岡崎恵美concertina,cho,per(moqmoq)
栗原務drums(LITTLE CREATURES,DOUBLE FAMAOUS)